1958年の大ヒットソング

カラオケ白書

1958年の大ヒットソングは、当時24歳で日本人には珍しく長い足と甘いマスクで人々から『ゆうちゃん』と呼ばれていた石原裕次郎の『嵐を呼ぶ男』が断トツでした。

映画のヒットとあいまって、ドラムをたたきながら歌う格好良さが若い男性から女性までを惹きつけ大ヒットとなりました。

他には、この年はロカビリーブームが最高潮で平尾昌章のダイアナや小坂一也が歌った監獄ロックなど洋楽を日本語で歌った曲もヒットとし、その勢いは第1回日劇ウエスタンカーニバルが開幕したのを考えても凄いブームとなったのが分ります。

女性では鈴の鳴るような声だと言われた島倉千代子の『からたち日記』や気さくで豪快さがうけた松山恵子の『だから言ったじゃないの』なども大ヒットソングだと言えます。