1984年に大ヒットした粋なラブソングといえば、真っ先に思い浮かぶのが「小林麻美」さんの「雨音はショパンの調べ」です。

イタリア人歌手「ガゼボ」の１９８３年の作品「I Like Chopin」の日本語カバーバージョンです。

そのメロディーの美しさも去ることながらシンプルだからこそ哀感に訴えてくる日本語歌詞の素敵さ。そして何より小林麻美さんというすごく美人でスタイルのいい生活感のない「イイ女」が、ジェーン・バーキンのようなウィスパーボイスでなんとも切なく、アンニュイに歌う姿がより楽曲に魅力を加えていたように思います。

当時のプロモーションビデオも芸術作品のように美しくメロウで、多くの人が魅了されたのではないでしょうか。