1968年の大ヒットソング

カラオケ白書

オリコンチャートが1968年の年明け早々正式に始まり、大ヒットソングは売上枚数で明確に示されるようになりました。

1968年は、若者の音楽では深夜ラジオから火がついたフォークの「帰って来たヨッパライ」、グループサウンズと呼ばれた男性バンドの「君だけに愛を」「エメラルドの伝説」、女性アイドルの先駆け「恋の季節」が大ヒットしました。

大人の歌謡曲では長い年月かけてジワジワ浸透した「ラブユー東京」「星影のワルツ」、女性歌手によるムード歌謡「ゆうべの秘密」「恋のしずく」が時代を代表する名曲です。これらはいずれもオリコンチャートの1位を獲得した歌です。

日本レコード大賞は、女性がグループサウンズ調のビートにのって歌った「天使の誘惑」でした。