1960年~1969年に発表された名曲でテンポは遅い歌は淡谷のり子の「別れのブルース」です。
1960年~1969年は日本国内でグループサウンズというエレキギターやベースで演奏をする男性グループが一大人気を誇っていました。
これらはイギリスのバンド「ビートルズ」の影響を強く受け継いでおり、現代のロックバンドの礎になっています。どのグループも発表する歌はテンポが速いものばかりでしたら、淡谷のり子が同じ時期に出した「別れのブルース」はシャンソンを基調にした歌なのでスローテンポは色濃く出ています。
伴奏もオルガンだけでとてもシンプルであり、8小節分の歌詞をゆっくりと語りかけるような歌い方が特徴の名曲です。