1954年は日本の高度成長期の入り口になる年で、マリリン・モンローが来日した年です。
オードリー・ヘップバーン主演の映画「ローマの休日」が大ヒットしています。女性のヘップバーンスタイルファッションが人気を呼びました。
この年を代表する大ヒットソングは春日八郎の歌った「お富さん」です。今でも時々「思いでのメロディー」といったテレビ番組で歌われることがあります。1954年の洋楽ヒットソングの代表は、ビル・ヘイリー・アンド・ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」と言っていいでしょう。
テンポのよいリズムに乗って歌われるこの歌は、オールディーズの定番であり初期のロックンロールを代表する大ヒットソングとなっています。